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2024年4月5日

比べてみた!OneDougaとDM

OneDouga対DMトップ画面

本稿では、「DX時代のDM」としてのOneDougaの役割について考察します。

OneDouga(パーソナライズド動画/インタラクティブ動画)の最大の特長は、「志向や行動履歴に基づいて顧客一人ひとりに最適化された情報」を提供する点にあります。
その目的や効果において、これまでDM(リアルの送付物)に求められてきた役割を、これからはパーソナライズド動画やインタラクティブ動画が担っていくのは必然と言えるかもしれません。

では、これまでのDMを「従来的DM」、OneDouga (パーソナライズド動画/インタラクティブ動画) を「DX時代のDM」とするならその違いはどこにあるのでしょうか。
共同印刷OneDougaチームがこれまでにお客様からヒアリングした「従来的DM」の問題点をまずは確認していきましょう。

現状のDM施策にここに挙げるような問題を感じているとしたら、OneDougaで解決できるかもしれません。

DMにおける課題一覧

ターゲティングは正しくできているか?

毎日のように届くDMには、無視できないものもあれば、「なんで私に?」と思うものもあります。
実際DMを受け取る側はどんな反応をしているのでしょう。

「DMメディア実態調査2022」によると従来的DMの開封・閲読率は75%。この数字だけ見るとかなり効率の良いツールに思えます。
しかし着目すべきはそこではなく、「開封・閲読した人に有意な行動変容を促すことができたか」にあります。
行動喚起力があるかどうかです。
開封・閲読したDM対して「どのような行動を起こしたか」。
この点をもう少し詳しく見ていきましょう。

受取数1,264通に対して開封されたのは953通。
前述の通り75%です。
しかしそのうちの709通に対して「特に何もしていない」と回答。
「開封・閲読せず」の311通と合わせると1,020通。
全体の8割は何のアクションも起こしていないのが実態です。

一方で残りの244通に対しては「何らかの行動を起こした」ようですが、その中で最も顕著な行動は「ネットで調べた」です。
43%に当る106通に対してこの回答が得られています。
最近のDMはWebサイトへ誘導するためのフックとして活用されることが多いので、QRコードからのサイト訪問などが想像できます。
とは言えそれも全体からすると8.4%。
現実はなかなか厳しいと言わざるを得ません。

このような場合、Webマーケティングの世界であれば、ターゲティング精度を上げて無駄撃ちを減らすのが鉄則です。
しかしオフラインメディア(印刷物)のDMは基本的に「送りっぱなし」(古典的とも言えますが…)。
ユーザーの行動を追跡してデータ化してくれるデータドリブンマーケティングには劣ってしまう部分です。

「従来的DM」と「DX時代のDM」の最大の違い。
それはターゲティング精度の高さにあります。

参照:DMメディア実態調査2022(一般社団法人日本ダイレクトメール協会)
https://www.jdma.or.jp/upload/research/20-2023-000026.pdf

コンテンツはユーザーに響いているか?

現在のようにカスタマージャーニーがネット空間で完結することが当たり前になってくると、オフラインメディア(印刷物)とWebメディアどう使い分けるかも含めて、購買行動の変化に対応したタッチポイント(顧客接点)*の設計が必要になってきます。

まずは「従来的DM」ですが、「Webに誘導するためのツール」として今のところ有効なことは前項でも確認した通りですが、くれぐれも注意したいのは情報を詰め込み過ぎないことです。
以下のようなフラインメディア(印刷物)の特性を理解し、伝えたいこと(=Webを見てほしい)がボヤけないように心がけましょう。

従来的DMの弱点

  • 紙面に収まる情報量しか届けられない(現在のDMはハガキが主流)。
  • 情報量を増やすとデザインは冗長になる。
  • 結果として情報が最大公約数向けになり、ユーザーに刺さりづらい。

これに対してWebメディアは、質・量ともに紙媒体を凌駕するコンテンツを届けることができることができるのはもちろんですが、パーソナライズド動画やインタラクティブ動画には静的コンテンツ**や一般的な動画には無い訴求力も備わっています。

OneDouga(パーソナライズド動画/インタラクティブ動画)なら…

  • ユーザー一人ひとりに最適化された「自分だけのため」の動画。
  • リッチコンテンツ***ならではのアピーリングな表現が可能。
  • 同じ閲覧時間で視聴者が受け取る情報量が静的コンテンツに比べて圧倒的に多い。
  • 静的コンテンツよりもコンバージョンにつながりやすい****。
  • 個人名などを表示してフレンドリーなコミュニケーションが可能。
  • ユーザーにとって無駄な情報を最小化できる。
  • ユーザーが能動的にアプローチするプル型コンテンツ(インタラクティブ動画の場合)。

多種多様なWebメディアを選択できる今の時代に、敢えて「従来的DM」を使う必要のあるシチュエーションはますます限定的になっていくかもしれません。
オンライン上のタッチポイント増強が急務にもなってくるはずです。
そこで心を動かすコンテンツを届けることができるかがWeb戦略の成否を分けることになります。

*タッチポイント(顧客接点)
顧客ロイヤリティを醸成したり、購買意欲を刺激するなど、顧客エンゲージメントに有意に影響する企業と顧客との接点。

**静的コンテンツ
テキストや静止画で構成されるWebページ。
Webサイトをはじめ、メルマガやランディングページもその多くは静的コンテンツ。

***リッチコンテンツ
映像・アニメーション・CG・音声などから構成される動画は、静的コンテンツに対してリッチコンテンツと呼ばれる。

****
関連記事:利便性向上に結び付く!ユニバーサルデザイン実現!パーソナライズド動画/インタラクティブ動画>動画によるメリット
https://onedouga.jp/topic/2023_07_27/#i-4

データドリブンにPDCAを回せているか?

「従来的DM」は、個人レベルで測定値を得ることはできませんし、そもそも追跡できるユーザー行動が限られています。
KKD(勘・経験・度胸)に頼っていた前時代的マーケティングの域を出ないことも多いです。

一方、ITの高度化・多様化を捕捉してマーケティングオートメーションツール(MAツール)*として進化した「DX時代のDM」は、精緻な効果測定からユーザー像を鮮明に浮かび上がらせ、データドリブンなPDCAを可能にします。
OneDougaは、パーソナライズド動画やインタラクティブ動画を配信するためのプラットフォームであると同時に、「従来的DM」との比較でより強力なインサイト機能を持つ分析ツールでもあるのです。

OneDougaアナリティクス**の特徴

  • 動画の視聴データ(視聴秒数、視聴維持率など)の取得。
  • ログを個人レベルで取得。
  • 各インサイトをグラフや表で表示(インタラクティブ動画の場合)***。
  • 顧客のニーズや状況に合わせた動画配信。

DX時代のWeb戦略で勝機をつかむためには、精度の高いPDCAをよりスピーディーに回すことが求められます。
OneDougaは、こうしたニーズに対応してアナリティクス機能を随時アップデートしています。またプロジェクトごとのカスタマイズにも対応しています。

*マーケティングオートメーションツール(MAツール)
マーケティング業務を自動化・効率化するためのプラットフォームやソフトウェア。

**OneDougaアナリティクス
OneDougaに搭載されている管理画面。
https://onedouga.jp/feature/#an

***
関連記事:仕組み・背景が見えると使いたくなる!インタラクティブ動画とは?>インタラクションを可視化できる
https://onedouga.jp/topic/2023_05_17/#i-16

リソースが浪費されていないか?

「従来的DM」はリアルの送付物ですから、ある意味で「発送」がプロジェクトの山場になります。
なぜ「ある意味」なのかと言うと、宛名貼り・封入・投函という一連の業務は人力作業だからです。
印刷から発送まで一貫して請け負うDM専門業者もありますが、外注すればその分コスト増になるため、多くの企業が社内リソースで対応しているのが実情ではないでしょうか。

DM発送業務

  • 宛名出力・宛名貼り
  • 封入・封緘
  • 投函(ポストや郵便局へ行く)

淡々とこなせばいい作業にも思えますが、オフラインメディア(印刷物)の制作は後半になるほどスケジュールが詰まりがちで最終工程で余裕が無くなることが往々にしてあります。
人員や作業スペースの確保も悩ましい問題です。
残業や休日出勤を余儀なくされれば人件費がかさみ、コスト効率にも影響します。

パーソナライズド動画やインタラクティブ動画にはこのような最後のひと山がありません。
配信数に関係なく、生成した動画URLをEメールやショートメールで一斉送信するだけでよく、その操作はダッシュボード(管理用画面)上で完結します。

またOneDougaなら、顧客のデータ(興味・関心や購買履歴)に基づいて一人ひとりに最適なタイミングで動画を配信することもできます。
発送の手間が削減できるだけでもデジタルにシフトする意味は十分ありますが、パーソナライズド動画やインタラクティブ動画の導入を検討中でしたら、こうした機能にも注目して配信プラットフォームを選んでいただけたらと思います。

費用対効果は適正か?

最後に、「従来的DM」と「DX時代のDM」をコストの面から整理してみましょう。

従来的DM

  • 制作費+印刷費+送料
  • デザインやコピー制作が案件ごとに必要
  • 開封・閲読されなくても印刷部数・発送数分のコストがかかる
  • 印刷仕様や発送数によってコストが流動的

DX時代のDM(OneDougaの場合)

  • 初期費用+運用費(月額固定料金+従量課金=運用費)
  • ユーザー企業からの支給動画で配信可能
  • 従量課金分は、試聴秒数ベースの成果報酬型
  • 費用対効果の透明性が高く、コスト管理しやすい

「従来的DM」は、DMを読んでくれないユーザーや何もアクションを起こさないユーザーにもコストがかかってしまう可能性が高い施策です。
仮にですが、予算100万円で送付数10,000件のDM施策(@100円)を打ったとします。
前述した通り8割が無反応だとするとこの層のために使ったコストは80万円。
実質的には@500円の施策ということになります。
80万円を有効に使えていたら得られていたはずのリターンも無いのですからその損失は大きいでしょう。

ちなみに「動画マーケティングの成果を何で評価すべきか」は各社各サービスの考え方があると思いますが、OneDouga(個社対応)では視聴時間に準じてコストが増減する従量課金を採用しています。
また運用費には使えば使うほどお得になるボリュームディスカウント*が用意されています。


関連記事:競合サービスと何が違うの?OneDougaのUSPや強み>「パッケージ」と「個社対応」2つのサービスを提供
https://www.onedouga.jp/topic/2023_10_30/#i

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関連記事:競合サービスと何が違うの?OneDougaのUSPや強み>2プロジェクト目以降の月額運用費
https://www.onedouga.jp/topic/2023_10_30/#2

まとめ

OneDouga(パーソナライズド動画 イタラクティブ動画)とDMの比較まとめ

本稿の読者の中には、「従来的DM」に代わるWeb施策を今まさにお探しの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

何でもかんでもとりあえずアナログからデジタルに転換すればいいわけではなく、DX時代の今、そのデジタルシフトの中身が問われています。
マーケティング施策であれば、Webにウェイト置いたタッチポイント設計はもはや必須であり、そこから「心を動かすコンテンツ」を発信できるかどうかがより重要になっています。

OneDougaは、「従来的DM」はもちろん、既存のWebメディアと比べても新規性に富んだ顧客体験(CX )を提供します。
ご興味をお持ちいただけたようでしたら、ぜひ当サイトトップページでさっそくパーソナライズド動画/インタラクティブ動画を体験してみてください!