ホーム> トピック> 金融業界での活用がさらに加速! “パーソナライズド動画”と”インタラクティブ動画”

2023年4月26日

金融業界での活用がさらに加速!
“パーソナライズド動画”と”インタラクティブ動画”

ヘッダー画像_金融業界の動画マーケティング

銀行や証券会社といった金融業界でパーソナライズド動画やインタラクティブ動画の採用事例が増えています。
どのような目的や用途で導入されているか、実例を紹介します。

※当社以外の事例も含まれています。

金融教育

金融教育においてパーソナライズド動画やインタラクティブ動画を導入すると、顧客のニーズに合わせた情報提供が可能になります。
顧客が必要とする情報や知識にフォーカスした動画を提供することで、理解度や学習効果を向上させることができます。
また、インタラクティブ動画を利用することで、顧客が自分のペースで学習できるようになります。
これにより、顧客の興味や関心に合わせた情報提供が可能になり、顧客の理解レベルが向上します。
さらに、顧客のエンゲージメントやロイヤルティ向上、利用頻度の増加にもつながります。

三井住友銀行: おかねのおしたく

視聴しながら設問に答えていくと、視聴者にピッタリな税制メリットをご提案。
商品パンフレットなど文字や図表を中心として提供してきた情報を、インタラクティブ動画で提供しています。

※株式会社イセトーの事例です。

https://twitter.com/smbc_midosuke/status/1544881401970823169

千葉銀行: 遺産整理

相続手続きのつまずきやすいポイントを、インタラクティブ動画で解説しています。
視聴者の属性によって、解説を出し分けています。

※共同印刷株式会社の事例です。

千葉銀行「遺産整理」イメージ

新生銀行: 金融商品のご紹介

視聴者の考え方にマッチした金融商品を、インタラクティブ動画で紹介しています。

※MIL株式会社の事例です。

https://example.mil.movie/yhecGc/

マネックス証券: マネーの扉

これまで投資についてあまり考えたことがなかった方に、投資を身近に感じていただき、投資を始めていただけるよう促す動画をWebサイトに埋め込みました。
ストーリーは、とある撮影現場に集められた若者5名が登場するウェブドラマ形式になっています。
動画内での選択によって、最後に、いずれかの登場人物のストーリーが流れます。
Webサイトのコンテンツでは、登場人物5名が「お金」との新しい付き合い方に出会うまでのきっかけや、普段のお金との付き合い方を語っています。

※MIL株式会社の事例です。

https://info.monex.co.jp/news/2018/20180302_03.html

明治安田アセットマネジメント: ロボットアドバイザー

投資リスク許容度や自己資金、収入、投資期間等を回答するだけで、運用シミュレーションを回答結果に応じた動画で説明。
地方銀行や信用金庫約20行のWebサイトに導入されました。

※共同印刷株式会社の事例です。

三井住友DSアセットマネジメント: 日本おかねばなし

資産運用の方法や考え方を紹介するインタラクティブ動画「日本おかねばなし ~むかしばなしでわかる資産運用のちょっといい話~」を配信しました。
国内で馴染みのある昔話の登場人物が資産形成の方法や運用の方法、投資の仕組みを分かり易く教えてくれたり、運用のシミュレーションをゲーム感覚で楽しめます。

  • 貯蓄と資産運用の違い、仕組みがわかる 『浦島運用太郎』 編
  • 投資を行う人のための非課税制度の仕組みがわかる 『鶴のNISA恩返し』 編
  • 少額からでもできる積立投資の魅力がわかる 『積立桃太郎』 編

※株式会社KDDIエボルバの事例です。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000019180.html

住宅ローン業務の効率化

説明の複雑な商品とパーソナライズド動画/インタラクティブ動画の相性は良好です。
一般消費者にとって、住宅ローンは多くても1~2回くらいしか利用しません。
馴染みのないサービスのため、知識の吸収が大変難しい側面があります。
知りたい情報だけを伝達できるコンテンツは、ローン利用者にとってなくてはならない媒体となりました。

ARUHI: ARUHIスマートプラン(ARUHI タスカル)

営業担当者がお客さまへ住宅ローン商品の提案を行う際のサービスツール「ARUHIタスカル」に、パーソナライズド動画を導入。
物件価格、自己資金、年齢、年収等を入力するだけで申込み可能な商品および資金計画を自動判定し、最適な住宅ローン商品の詳細をパーソナライズド動画で紹介します。

※livepass株式会社の事例です。

https://www.aruhi-group.co.jp/news/press/20190207

三井住友信託銀行/三井住友海上: どこでもすまいの保険ガイド/どこでもローンガイド

申込客に対し、火災保険や住宅ローンの概要を説明するインタラクティブ動画のURLを個別に送付。
契約前に住宅ローンへの理解を深められます。

※伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の事例です。

https://www.smtb.jp/personal/loan/house/relay-loanguide

名古屋銀行: 重要事項説明動画システム

住宅ローンの重要事項説明をインタラクティブ動画で代用。
申込者は自身の都合に合わせて、いつでも何度でも確認できます。

※株式会社イセトーの事例です。

https://www.meigin.com/kojin/kariru/housing/

十六銀行/足利銀行/常陽銀行/千葉興業銀行: ローンシェルジュ

複数銀行による共同開発。
「金利や返済方法の仕組み」「団体信用生命保険」など、住宅ローンをお申込みの際に必要な情報を説明します。
申込み当日に申込者の不明点に寄り添った説明が可能。
住宅ローン申込み予定者に向け、URLとQR付きパンフレットを送付しています。

※伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の事例です。

十六銀行
https://www.juroku.co.jp/release/files/20210802.pdf

足利銀行
https://www.ashikagabank.co.jp/loan/house/kurashijyozu/loanscherge.html

千葉興業銀行
https://www.chibakogyo-bank.co.jp/kojin/jyutaku/loancierge/

京都中央信用金庫: 中信住宅ローンナビ

「金利や返済方法の仕組み」「団体信用生命保険」など、住宅ローンをお申込みの際に必要な情報を説明するインタラクティブ動画を配信。
申込み当日に申込者の不明点に寄り添った説明が可能です。

※伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の事例です。

https://chushin.biz-evo.jp/loannavi/

入会促進/取引促進

ユーザー増やユーザーの活発化により、手数料収入を増やすための施策です。
提供側にとって売上に直結する部分ですので、より効率的な販売促進活動が求められます。
新規入会者(利用者)を増やすこと、既存会員(既存利用者)の利用機会を増やすため、大勢を相手に情報提供をします。
情報のミスマッチが離脱や休眠につながるため、相手の知りたい情報だけをストレスなく伝達できるパーソナライズド動画/インタラクティブ動画はベストな施策といえます。

三井住友カード: SPY WORLD

カード入会促進を目的としたインタラクティブ動画を配信。
ゲーミフィケーション要素を取り入れたエンタメ性の高いコンテンツで、クレジットカードの特長を説明しています。

また、同じ手法で「個人事業主に向けた法人カードの入会促進」インタラクティブ動画も配信しています。

※MIL株式会社の事例です。

松井証券

オンライン証券の老舗企業。
新規で口座開設を行ったユーザーが初回ログインした際、個々の状況に合わせて取引の流れを説明したパーソナライズド動画をポップアップで訴求しています。
操作のわずらわしさから休眠化するのを防ぎ、取引が活発(=手数料を得る機会が増加)になります。

※livepass株式会社の事例です。

アイフル

既存利用者に対し、融資枠が増額できることを通知するパーソナライズド動画をショートメール配信しました。

※共同印刷株式会社の事例です。

アイフル「限度額増額」イメージ

その他

主に個人顧客向けベネフィットセンター(収益部門)での利用が多いパーソナライズド動画/インタラクティブ動画ですが、それ以外での事例をご紹介します。

みずほフィナンシャルグループ: Story of Banker

人事部が新卒採用コンテンツとして、インタラクティブ動画を導入しました。
ドラマ仕立ての動画を見ながら、法人RMの仕事を擬似体験できるストーリーです。
コロナ禍により普及したオンラインインターンをより効率的に実行できるコンテンツとして利用されました。

※MIL株式会社の事例です。

https://www.mizuho-fg.co.jp/saiyou/internship/2nd/program_sob/index.html

まとめ

金融業界でパーソナライズド動画/インタラクティブ動画を導入する傾向は、下記にまとめられます。

  • 見込客・既存顧客にとって分かりにくいこと(商品・サービスの仕組み等)を、説明するため。
  • 個人向け商品・サービスの活性化。
    ※法人向け大口サービスは、直接対面が重要視されるため、事例がない。
  • 企業の業務効率化。より大勢に、より最適な情報を提供するため。

金融業界は情報セキュリティに対する意識が高いため、情報管理の徹底された企業(ダイレクトメールのような個人情報を扱う商材の実績がある企業)を選定することが重要なポイントになります。

パーソナライズド動画/インタラクティブ動画を提供するOneDougaの運営会社は、国内屈指のセキュリティレベルの高いサービスを提供しているため、金融機関との実績が多数ございます。
ご興味をお持ちでしたら、ぜひ下記よりお問い合わせくださいませ!