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2017年8月2日

動画活用に新たな気付きを! 日経BP社「D3 WEEK 2017」講演

7月27日、日経BP社が主催する「D3 WEEK 2017」で、弊社OneDougaプロジェクトマネージャーの磯野が講演を行いました。
D3 WEEKは、日経BPの専門誌「日経デジタルマーケティング」「日経ビッグデータ」「日経デザイン」が共催する大型イベント・セミナーで、毎年、アドテクノロジーや、AI、IoTなどを活用した最新のマーケティングトレンドをテーマに開催されています。
今年のD3WEEKは「Beyond the Customer First デジタル×データ×デザインで真の顧客ファーストを描き出す」というテーマに沿って、多数の講演が行われました。

弊社は「YouTube、Instagram、Facebookの盲点、顧客コミュニケーションの大きな穴を埋める『パーソナライズド動画』」というタイトルで講演を行いました。

動画の有効性が認知されるに伴い、YouTube、Instagram、Facebookなどのプラットフォーム上で動画広告を行うことが一般的になってきました。しかし、プラットフォームを通じて配信される動画は、本当に顧客一人ひとりにとって最適な内容でしょうか?顧客ファーストでしょうか?というのが今回の私たちの課題提起でした。Beyond the Customer Firstを実現するためにどのように動画を使うのか?そのカギは「企業内にあるデータの活用」です。

プラットフォームを通じた動画配信は、多くの視聴者にリーチできますが、視聴者のデータを企業が主体的に活用することは困難です。一方で、企業内には、購買履歴や契約内容など、様々な顧客データが存在しますが、それらのデータがマーケティングに十分に活用されているとは言えない状況です。

最新の動画生成技術では、企業が保有するデータと動画を結び付けることが可能です。動画の中に、顧客データをはじめとした様々な情報を組み込むことができ、視聴者ごとに内容を可変させることができます。この技術を活用して、視聴者個人ごとに内容を変えられるパーソナライズド動画、視聴者のセグメントごとに内容を変えられるセグメント動画など、顧客にとって最も必要な内容の動画を作ることができます。

また、動画の配信面でも、クローズドな1 to 1メディアであるEメールやSMSなどを使って、直接視聴者に動画URLを届けることができ、かつ誰が、いつ、どのくらいの長さの動画を見たのかのデータを取得可能です。これは、動画の視聴状況という、これまでになかったKPIを得られることを意味し、これらのKPIによって次のアクションを考えることができます。

このように、動画とデータを組み合わせることで、動画の活用に様々な可能性が広がります。最後に、弊社の提供するパーソナライズド動画サービス「OneDouga」の採用事例を使って、より具体的なイメージを持っていただき、講演の結びとしました。