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2025年11月30日

【OneDouga 運用Tips】
音声可変機能でナレーション音声もパーソナライズ

トップ_音声可変

OneDougaの運用に役立つナレッジをお届けしている【OneDouga 運用Tips】。今回もユーザー企業さまの運用実務ご担当者からの質問にお答えいたしましょう。

Q「映像やテロップだけではなく、ナレーション音声も視聴者に合わせて出し分けできますか?」

A「はい。オプションで提供している『音声可変機能』をご利用いただくことで出し分けできます」

音声可変機能は、お客さまの名前の呼びかけなどを可能にする機能です。
それでは使い方やどのような効果が期待できるのか紹介していきます!

こんなシーンで使える音声可変機能

「ナレーションの出し分け」「音声可変機能」と言われてもパッとイメージしづらいかもしれません。
まずは具体例を挙げてみましょう。

保険

「◯◯様、このたびは△△保険にご加入いただきありがとうございます」

金融

「◯◯様の信用スコアは◎◎◎で改善が期待できます」

EC

「◯◯様、いつも☆☆☆をご愛用いただきありがとうございます。お得な◎◎◎先行セールのご案内です」

一般的な動画では、大量の配信対象者に対してこのように部分的にナレーションを差し替えることはできません。

しかしパーソナライズド動画のナレーションは機械音声で生成しているため、「名前」「商品名」「サービス名」といったパーソナライズド項目がテキストから音声に変換され、全体として淀みないの自然なナレーションとして再生されます。

OneDougaの音声可変機能では、男性・女性各2パターン(全4パターン)から選択でき、1項目あたり最大50文字のテキスト(全角カタカナまたは全角ひらがな)まで対応。項目数は制限無く設定可能です。

音声可変のダイアグラム

動画は、

  • ビジュアル(視覚情報)
  • テロップ(テキスト情報)
  • ナレーション(音声情報)

この3要素が相乗することで、数分の視聴時間の中に情報をギュッと凝縮し、視聴者に効果的にインプットすることができます。

上図のナレーションがパーソナライズド動画としてどのように構成されるのか、以下のデモ動画でご確認いただけます。ぜひ機械音声の品質もご自身の耳で確かめてみてください。

デモ動画:生命保険加入後のアフターフォロー(マイページ利用促進)

音声をパーソナライズするメリットは?

コンバージョンや動画視聴時間にどこまで影響があるのかは、ナレーションの出し分けの有無で定量的に比較できる事例が少ないこともあって、その効果を明言するのは難しいというのが正直なところです。

しかし、例えば保険のように数年から数十年にわたって顧客エンゲージメントを維持する必要のある顧客生涯価値(LTV)の高い商品では、

  • 顧客一人ひとりにサービス窓口の役割を担う担当営業がつく
  • 現況確認やプラン変更の際には顧客専用の資料を用意して持参

といったビジネス慣習が根付いています。

「◯◯様」という個人名の呼びかけは、「自分専用」を印象づけて興味喚起する狙いももちろんありますが、業界文化として築いてきたこうしたface-to-faceのコミュニケーションが踏襲されており、顧客一人ひとりへの配慮やホスピタリティを感じさせる効果があるとして人気の高い演出です。

せっかく「お客さま専用の動画」を送るなら、DXだからといって合理性や効率に終始するのではなく、パーソナライズド動画にしかできない視聴体験を通して、お客さま一人ひとりに向き合う姿勢を打ち出したい。音声可変機能をご利用いただくのはこのようなケースが多いと感じています。

まとめ

● OneDougaには、ナレーション音声をパーソナライズできる音声可変機能(オプション)がある。

● 音声可変機能を使ってナレーション中の

  • 顧客の個人名
  • 顧客が利用しているサービス名・商品名
  • おすすめのサービス名・商品名

などを顧客ごとに差し替えることができる。

● 男性・女性各2パターン(全4パターン)から選択でき、1項目あたり最大50文字のテキスト(全角カタカナまたは全角ひらがな)まで対応。

● 1to1コミュニケーションを印象づけ、視聴意欲を維持し、離脱を抑える効果が期待できる。

● 顧客一人ひとりを大切にするホスピタリティを打ち出すことができる。

使用例や目的がわかってくると、自社施策にどう取り入れればよいのか、音声可変機能の使い方のイメージも湧いてくるのではないでしょうか。
詳細は、共同印刷OneDougaチームまでお気軽にお問い合わせください。