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2017年5月22日

OneDouga導入企業インタビュー
~明治安田アセットマネジメント株式会社さま~
約3,600パターンの動画をオウンドメディアに組み込み、
資産形成シミュレーションに納得感をプラス!

今回は、明治安田アセットマネジメント株式会社さまへ訪問し、同社営業企画部の生方さまに自社サービスWEBサイトでの動画活用について、お話を伺いました。

銀行・証券会社向けに投資信託の販売を支援

明治安田アセットマネジメント株式会社生方様
明治安田アセットマネジメント株式会社 生方氏

OneDouga(以下OD)
本日はよろしくお願いします。さて、早速ですが改めて貴社の事業内容や生方さまのご担当についてお聞かせください。

生方氏
当社は明治安田生命グループの中核資産運用会社となります。資産運用会社の業務は主に「年金」にかかわる業務と「投資信託」にかかわる業務とに分けられます。所属部では、後者の投資信託(以下、投信)の営業企画を担当しており、主業務は投信の販売支援となります。
ただ、当社は公募投信を最終顧客に直接販売しているわけではないため、販売会社となる銀行・証券会社向けに、良い投信を提供したり、販売をしやすくするためのサービスを企画提供したりというB to Bの販売支援となります。そして、私が現在注力しているのは、本日お話しする「ロボアド&シミュレーション」(以下、『ロボアド』)の業務です。

最終顧客と販売会社の期待にもっと応えるために生まれた『ロボアド』

ロボアド操作画面

OD
『ロボアド』とはどのようなWEBサービスでしょうか?

生方氏
『ロボアド』では、簡単な5つの質問にお答えいただくことでお客さまのリスク許容度に応じた資産配分をご提案するロボ・アドバイザー機能のほか、元本割れ確率等を確認しながら投資プランや目標金額等をご自身で検討しなおすことができるシミュレーション機能等を、無料のWEBサービスとして提供しています。

OD
こちらのサイトですね。どのような意図で立ち上げられたのですか?

生方氏
当社の経営理念に「お客さまに最も信頼され、満足いただける資産運用会社を目指す」というフレーズがあります。投信の購入者となる投資家の皆さまからの信頼と満足をいただきたいと考えるのは当然ですが、販売会社である銀行・証券会社も当社のお客さまとなります。その観点から対処すべき課題がありました。

OD
どのような課題ですか?

生方氏
二つあります。一つ目は、投資家の皆さまに満足いただける形で販売会社からの当社評価をもっと高めること。
二つ目は、成長著しいネット販売チャネルでプレゼンスを高めることです。これらの課題に対処するための施策の一つとして、当社にふさわしいロボ・アドバイザーとはどのようなものかという構想を練り、開発期間を経て、2016年12月にWEBサイトを公開しました。

カジュアルな使用感とコンテンツの納得感にこだわった

ロボアドトップ画面

OD
『ロボアド』のUI/UXについても少しお話いただけますか。

生方氏
『ロボアド』は30~50代の方をメインターゲットとしています。マクロな話をしますと、日本における投信の保有比率は16%にとどまるうえ、現在保有層は60代以上が約半数と高齢層が中心となっています。その結果として、日本の家計の金融資産に占める投信比率は5%程度であり、欧米よりも大分低い水準にとどまります。もっと投信の裾野を広げるためにも、操作が難しくなくカジュアルに使ってもらえるUIを狙っています。

OD
確かにデザインもカジュアルですね。

生方氏
当社の考え方にご賛同いただける販売会社にも使っていただくことを当初から念頭に置いているため、デザインはニュートラルにしています。ですが、単にカジュアルなだけですと、商品購入に至らないとか、購入金額が低いといったことに陥る傾向にあります。そのため、ユーザー体験として、『ロボアド』ではシミュレーション機能を充実させて、サイトを使って、納得感が高まる設計を目指しました。

『ロボアド』に動画をプラスした理由とは?

ロボアド診断結果画面

OD
動画をサービスに組み込もうと検討された背景について教えてください。

生方氏
元々シミュレーション機能が高度なサイトをイメージしていたため、動画を組み込むというイメージを持っていたわけではありませんでした。そんな時にイベントでバリアブル動画技術を使ったソリューションを知り、直感でこれは良い、と思いました。お客さまの納得感を高めることへの一助になると感じたからです。
納得感を高めるためには、サイトの情報を自分ゴト化してもらえることが大切だと思っています。バリアブル動画技術を使えば、「あなたの百万円を運用すると、将来こうなりますよ」というシミュレーションをパターン毎に動画で分かりやすく説明することができると気づいたのです。

OD
オウンドメディアの強化ができるソリューションを見つけたというところですね。ちなみにOneDouga採用の決め手はどこにありましたか?

生方氏
前提は、予算内に収まることでした。提案内容と価格に優れていましたね。他社にも相見積もりを行いましたが、他社では途中で見積額が上がるといったアクシデントもありました。あと、歴史あるNISSHAグループなので、納期順守などがしっかりしていると感じています。動画の制作途中で内容の軌道修正にも快く対応いただき、
約3,600パターンの動画を、高いクオリティでアウトプットしていただいたことに満足しています。費用の回収はこれからとなりますが、決して高くない投資だと思います。

OD
ご評価いただきありがとうございます。『ロボアド』開始後の評価はいかがですか?

生方氏
販売会社からは使用方法やデザインに高い評価をいただいています。動画については、ウェブサイトの導線上違和感のない場所に設置されており、ファーストインプレッションにおいて「息をのむ」といった評価となっているせいか、実はあまりコメントをいただくことができていません(笑)。いずれにせよ、評価につながっていると推測しています。

生方様 会社受付前

OD
今後OneDougaチームに期待することをお聞かせください。

生方氏
動画に加えて、さらに拡張して、お客さまとのコミュニケーション全体のアドバイスもほしいですね。また動画でいえば、これはすごいという動画の使い方を提案してほしいですね。

OD
かしこまりました!生方さま、本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました。